コラム
2025.10.24
vol.1-4 ほんとに大丈夫ですか!?出張買取業者の注意点
●不用品を名目にアポを取ってくる業者の注意点
まず最初にお伝えしたいこと
「アポイント または アポ」お伺いしますという約束のことです。
現在アポなしでの訪問は禁止されております。その理由には消費者の保護があります。 実際に、アポ無しで訪問された場合、業者からの強引な販売や不当な請求が行われるリスクが高まります。
そして今回のお題の不用品を名目にとあります。
不用品という考え方自体が人それぞれ違いますので今回は例であげさせていただきながら説明していきます。
お客様にとって邪魔になる物や廃棄したいものなどが不用品です。今使っている物や、それに対して思い出や価値があるとご自身で感じられているものは不用品ではありません。
怪しい業者は不用品を名目にアポイントを取るように心がけています。
ただそこにはあるのはアポなしで来訪が禁止されているからであって、何らかの形でアポが取れればOKな世界なのです。
なので言葉巧みに眠った食器(贈答品)などありませんか?や、履き古した靴でも喜んで見に行きます。や最近多いのが着物ありませんか?という聞きまわしです。
着物を正確に査定するには専門知識が必要であり、また現在着物に対しての需要は下がっており、なかなか取り扱える業者もおらず、お客様が持ち出すにも苦労すると言ったことで出張着物買取が多いです。もちろんリサイクルの観点で価値がないというわけではありません。が、このあたりの話は又別の機会でお話ししたいと思います。
話が逸れましたが、お客様が不要だと思うものにフォーカスして家に呼んでもらう。
注意する怪しい業者に多いのが、お客様の不用品の物はさっと見る程度に早々に切り上げ、その他のブランド物や貴金属などのわかりやすく価値がある物を催促してきます。
もちろんお客様はそう言ったご準備はされていないため、急いでご準備される方もおられるかもしれません。そこで売る気はなかったが業者の圧や雰囲気にのまれて手放してしまうケースが大変多いと言われています。そういった場合のために、クーリングオフという制度がありますのでうまく活用していただければとおもいますが、あまりにもひどい業者はそういった説明も省いて買取を行ってしまいます。
いろいろと長くなりましたが、ポイントをまとめると
〇約束通り不用品と思ったものだけを見てくれる業者なら◎です。
〇他の品物を引っ張り出そうとする業者は△です。
〇その品物の価値もつけずに持ち出し持って帰るクーリングオフの説明をしない業者は✖です。